消滅時効が成立24(アコム)

2021.12.2

ここでは、当事務所が解決したアコムへの消滅時効の援用を紹介します。

解決事例

相談から解決までは、以下の通りです。

1.相談内容

お客様より「アコムに対して消滅時効の援用をしたい」とお問合せを受けました。

そして、日程の調整をさせていただき、面談をしました。

面談の際に、アコムから届いた「ご返済のお願い」と「法的手続きの予告書」をご持参いただきました。

今回、請求されていたのは、アコムからの借入れと銀行カードローンの借金がアコムに移ったもの(求償権)でした。

請求額をみると、以下のとおりとなっていました。

  • アコムからの借入れは遅延損害金を含めて160万円ほど(元金は45万円ほど)
  • 求償権は遅延損害金を含めて120万円ほど(求償債権額48万円ほど)

アコムから「ご返済のお願い」や「法的手続きの予告書」が届いた場合の消滅時効の援用について、詳しくは以下の記事をご参照ください。

2.解決

お客様にご持参いただいた「ご返済のお願い」や「法的手続きの予告書」には、「返済期日」が記載されており、すでに5年以上が経過しておりました。

また、裁判を起こされたご記憶もないとのことでした。

したがって、消滅時効の援用ができる可能性があると判断し、アコムに消滅時効の援用をする旨の内容証明郵便を配達証明書付で送付しました。

内容証明郵便がアコムに到達してから消滅時効の成立確認をしたところ、消滅時効を認めるとの回答をいただき、無事に消滅時効が成立しました。

今回、以下のとおり請求されていましたが、消滅時効を援用することにより、債務が0円となりました。

  • アコムからの借入れは遅延損害金を含めて160万円ほど(元金は45万円ほど)
  • 求償権は遅延損害金を含めて120万円ほど(求償債権額48万円ほど)

3.司法書士からのコメント

何十年も返済をしていない場合は、遅延損害金が数百万円になっていることがあります。

また、今回みたいに「法的手続き予告書」が届くと、「裁判をされるの⁉」って焦ると思います。

ここで、焦って相手方に連絡をしないようにしましょう。

相手方に連絡をしてしまって、支払いをする約束などをすると消滅時効の援用ができなくなる可能性があります。

まずは、冷静になって、消滅時効の援用ができるかどうかを検討しましょう。

ご自身で消滅時効の援用ができるかどうかを判断できない場合や消滅時効の援用を任せたい場合は、司法書士や弁護士に相談されることをおすすめします。

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ごあいさつ

森野 健樹

保有資格

  • 司法書士
  • 行政書士
  • 宅地建物取引士

「依頼者に寄り添うことが大切である」ということを信条に、依頼者のお悩みを解決できるようにサポートさせていただきます。